金峯山寺は、奈良県吉野郡吉野町にあります。
開基が役小角と伝わっているお寺です。
そんな金峯山寺では、夏に少し変わった行事が行われます。
金峯山寺の蓮華会・蛙飛び行事です。
蓮華会は、特に変わった所はありません。
蔵王権現に蓮の花を供える法要です。
少し変わっているのは、蛙飛び行事。
どこが変わっているのでしょうか。
今回は、春日大社の夏越大祓式を紹介します。
何かの役に立てば幸いです。
金峯山寺の蓮華会・蛙飛び行事の見所
金峯山寺の蓮華会・蛙飛び行事の概要
金峯山寺の蓮華会・蛙飛び行事は、7月に行われます。
今年の公開日も、平成28年(2016)7月7日。
時間は、13時から。
境内無料、蔵王堂内陣拝観は400円です。
当日の流れを簡単に説明します。
13時00分:大青蛙を乗せた太鼓台が竹林院前を出発。
15時00分:山上ケーブル駅より行列出発。
16時00分:蓮華会内法要。
16時30分:蛙飛び行事。
17時00分:採灯大護摩供。
修験道の開祖である役行者。
その役行者が産湯を使われたと伝えられる池。
大和高田市奥田にある弁天池。
この池の清浄な蓮の華を、蔵王権現に供える法要。
それが、蓮華会内法要です。
そして当日、蓮華会と共に行われる蛙飛び行事。
大青ガエルの太鼓台が町内を練り歩き、最後には金峯山寺蔵王堂の前で人間に戻される奇祭です。
この奇祭のもとは、以下のような話です。
修験道を軽視した男が、鷲に断崖絶壁へとさらわれました。
男は改心して、悔い改めます。
そこへ通りががりの高僧が男を蛙の姿に変えて救出。
読経の功徳によってもとの姿に戻したという事です。
蛙飛び行事が奇祭な所は、大青ガエルの姿。
本当に大青ガエルの姿しています。
ゆるキャラの、ゆるの部分を無くした姿です。
仮○ライダーに出てくる怪人と言ったら分かりやすいかも。
本当に出演していても、おかしくない姿です。
気になる方は、ぜひ当日大青ガエルを見に行って下さいね。
境内は、混雑します。
しかし、見に行くだけの価値はある行事ですよ。
金峯山寺の駐車場
金峯山寺には、駐車場が存在しています。
無料で利用可能です。
金峯山寺へのアクセス
金峯山寺への行き方です。
近鉄・吉野駅下車。
ロープウェイ山上駅より徒歩10分。
(周辺地図)