東大寺二月堂で、節分の豆まきが行われます。
東大寺の行事の中でも、節分豆まきは人気の行事です。
毎年多くの方は、東大寺二月堂は集まります。
混雑するので、ある程度の覚悟は必要です。
開始1時間前から、人が集まります。
そして、豆まき開始30分前には、境内は大混雑です。
なるべく前の位置を確保したい方。
1時間以上前に、訪れるのが良いと思います。
東大寺二月堂の節分豆まきは、福壽豆の他にまかれるものがあるのが特徴です。
それは、福鈴と福アンパン。
これらも一緒にまかれます。
福鈴を目当てに、東大寺二月堂の節分に訪れる方は多いです。
福鈴は案外飛距離が出るので、後ろの方にも飛んできます。
出遅れて、豆まき開始時刻ちょうどに訪れても、諦めないで下さい。
福鈴が、飛んでくるかもしれませんよ。
今回は、東大寺二月堂の節分の紹介します。
何かの役に立てば幸いです。
東大寺二月堂の節分の見所
東大寺二月堂の節分の概要
東大寺二月堂の節分は、2月に行わえる恒例行事です。
豆まきでは、福壽豆や福鈴、福あんぱんがまかれます。
東大寺の節分の当日の流れは、以下の通りです。
★東大寺の節分の流れ★
10時:古札揆遣。
14時:豆まき。
18時:星供養。
-終了-
それでは、順番に説明していきます。
★古札揆遣と還宮★
古札揆遣とは、古いお札やお守りをお焚き上げする事です。
還宮とは、古いお札やお守りを火にあげる儀式の事を指します。
古札揆遣では、還宮作法修法に則り、お焚き上げがされるので、安心して下さい。
お焚き上げされるのは、年末から今年の開催前日まで集まった、古くなったお札やお守りです。
期間中に、二月堂の受付に持参すると、無料でお焚き上げしてもらえます。
-終了-
次に、豆まきです。
★節分豆まき★
まずは、本殿での法要。
その後、二月堂の舞台の上から豆まきが開始されます。
その豆まきが終わると、法華堂前広場に設置された舞台へ移動。
参拝者の方々に向けて、福壽豆がまかれます。
同時に、福鈴や福あんぱんもまかれます。
全部まかれると、終了です。
-終了-
案外、福鈴は下に落ちているそうです。
次に、星供養です。
★星供養★
星に「除災与楽」を祈る法会の事です。
節分の夕刻に、毎年行われます。
本堂に万灯明を灯し、曼荼羅を掲げて修法が行われます。
そして、ご祈祷を依頼された方の名前を読み上げつつ、年星の真言を唱えてゆきます。
-終了-
とても静かな法要なので、気持ちが落ち着きます。
二月堂から見る奈良市内の夜景も、とても綺麗です。
もちろん、堂内の吊られた灯篭の灯りも、幻想的な世界へと誘ってくれます。
賑やかな豆まきとは対極に位置する行事です。
豆まきだけ参加される方も多いみたいですが、星供養もおススメですよ。
東大寺の駐車場
奈良県営大仏前駐車場とGSパーク東大寺西大門駐車場を利用して下さい。
東大寺のアクセス
東大寺への行き方です。
近鉄奈良駅から徒歩約20分。
市内循環バス「大仏殿春日大社前」の停留所から徒歩5分。
(周辺地図)