采女神社は、春日大社の末社の1つ。
猿沢池の西北の畔にひっそりと建っている神社です。
猿沢池に入水した采女の霊が祀られており、毎年9月には采女祭が行われます。
采女祭と書いて読み方は、「うねめまつり」です。
采女神社の采女祭、中秋の名月に開催
采女神社の采女祭の概要
采女神社で行われる采女神社の采女祭。
毎年中秋の名月の日に行われます。
今年の中秋の名月は、平成27年(2015)9月27日。
日程は以下の通りです。
17時から花扇奉納行列。
御所車に乗った十二単姿の花扇使やミス郡山、ミス奈良などが天平衣装に身を包み、JR奈良駅前から猿沢池に至る三条通を練り歩きます。
18時から采女神社例祭。
春日大社神官による神事の後に、花扇が奉納されます。
19時から管絃船の儀・花扇奉納。
花扇を管絃船に移し、南都楽所の奏する雅楽の調べの中、2隻の管絃船が池を巡ります。
その後に花扇を池に浮かべて采女の霊を鎮め、同時に人々の幸せを祈願して終了です。
采女祭の糸占い
中秋の名月の月明かりの中、釆女神社の前で縫針に赤糸を通せば、願いが叶うと言う伝説があります。
その伝説にちなんで、授与所では、この日のみ糸占が授与。
糸占が手に入るのは、1年に1回采女祭の日だけです。
この貴重な機会を逃さずに、糸占を手に入れて、願いを叶えましょう。
釆女神社(春日大社)の駐車場
春日大社には、参拝者が止める事が出来る駐車場が存在。
ただ、采女祭の開始時間には、残念ながら閉まっています。
車で参拝予定の方は、周辺の有料駐車場を利用しましょう。
釆女神社へのアクセス
釆女神社への行き方です。
JR奈良駅もしくは近鉄奈良駅から徒歩約5分から10分。
ただ、花扇奉納行列がJR奈良駅前からなので、直接釆女神社に向わずに、行列のコースのどこかで場所取りする方が良いと思います。
(周辺地図)