白毫寺は、奈良市白毫寺町にあります。
元は、天智天皇の皇子・志貴親王の山荘とも伝えられているお寺です。
毎年9月には、志貴親王御忌が行われます。
白毫寺の志貴親王御忌
白毫寺の志貴親王御忌の概要
白毫寺で行われる志貴親王御忌。
行われる日は、平成27年(2015)9月21日。
時間は、10時30分からです。
志貴親王御忌が行われるきっかけは、昭和55年にあります。
この年、境内に笠朝臣金村の歌碑が建てられました。
「高円の野辺の秋萩いたづらに咲きか散るらむ見る人なしに」
笠朝臣金村が志貴親王が亡くなった時に、悲しんで詠んだ歌です。
万葉集にも収録されています。
この笠朝臣金村の歌碑が境内に建てられたのを機に、志貴親王を菩提を祈る法要が行われるようになったそうです。
志貴親王は、飛鳥時代末期から奈良時代初期の人物。
天智天皇の第七皇子で、万葉集に歌が収録される程の歌い手でした。
霊亀(れいき)2年に、亡くったと伝えらえています。
白毫寺の駐車場
白毫寺には、参拝者専用の駐車場はありません。
周辺の民間駐車場をご利用ください。
白毫寺へのアクセス
白毫寺への行き方です。
JR奈良駅もしくは近鉄奈良駅から市内循環バスに乗車。
「高畑町」の停留所で下車して、徒歩約20分。
(周辺地図)